事業内容

ジグ研磨による精密加工

ジグ研削加工とは、非常に高精度な位置決めができる治具研削盤(ジググラインダー)という精密加工機械を用いた加工方法です。治具研削盤の軸の先には、ダイヤモンドなどを用いた砥石が付いており、この砥石を超高速回転し、ワークを研削加工や精密研磨をします。
ジグ研削加工により、ミクロン単位(1/1,000mm単位)の精密穴加工や、精密形状研削加工が可能です。
ステンレス材、全長120mmの治具研削によるチョッピング加工です。
▲ステンレス材、全長120mmの治具研削によるチョッピング加工です。
上下から加工してつなぎ2µ以内の公差に入っています。
▲上下から加工してつなぎ2µ以内の公差に入っています。
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精度が必要な二次加工をご依頼ください。

「高精度を要求されているが、穴間ピッチ・穴径などで、
なかなか精度を出すことが出来ない。」
「メーカーからの加工依頼を受けたいが、精度を出す設備がない。」
このようなお悩み・問題をお持ちのお客様に、弊社の超精密・高精度で仕上げる技術は、必ずお役に立ち、喜んでいただけると確信しております。
製品の一次加工はお客様側で行っていただき、高精度・高精密が要求される箇所の加工は弊社にお任せください。弊社ではミクロン単位(1/1,000mm単位)の精密穴加工や、精密研削加工の実績があります。
弊社を精密加工のパートナーとしてご利用いただき、御社の品質と利益向上のお役にたてれば幸いです。
アルミプレート
▲アルミプレート
穴間ピッチ・穴径・穴内部の面粗度・真円度とも公差1μ〜2μで加工されています。
精度が要求される箇所の加工がありましたら、いつでもご相談ください。
超硬材、穴内部の面粗度、真円度とも公差1μ以下を実現
▲超硬材、穴内部の面粗度、真円度とも公差1μ以下を実現しています(財団法人 日本品質保証機構試験結果)。
焼入れ材、ジグ研削加工による底面加工
▲焼入れ材、ジグ研削加工による底面加工
ジグ研削加工により研削を行うことで、マシニングやフライス盤による加工に比べ、高精度に仕上げることが可能です。加工面も非常に美しく仕上がります。
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加工実績

以下は、お客様からのご要望・ご依頼に対する加工実績です。
◆重量200kgの製品の加工
◆最大ワーク1,500mm×400mmの加工
◆加工穴深さ200mmの加工
◆穴径サイズΦ0.4〜Φ320mmの加工
◆穴真円度、面粗度(Φ2〜Φ50)1µ以内の加工
◆穴径寸法精度(Φ1〜Φ200)1µ〜2µ以内の加工
◆穴間ピッチ精度1µ〜2µ以内の加工
◆多数穴の鏡面加工

どんな加工材料でもご相談下さい。

弊社のジグ研削加工は、加工材料(被削材料)を選ばないという特長があります。
一般的なアルミや銅などの非鉄金属の加工はもちろん、ステンレス・超硬合金・セラミックスなど、様々な材料の精密加工に取組んでいます。
鉄鋼材料 非鉄金属材料
一般構造用圧延鋼(SS)
クロムモリブデン鋼(SCM 415・SCM 440)
合金工具鋼(SK・SKD)
高速度鋼(SKH)
ステンレス鋼(SUS303、SUS304、SUS440)
軸受鋼(SUJ1、SUJ2、SUJ4)
鋳鉄関係(FC関係)
その他、特殊鋼

アルミニウム合金
セラミックス
超硬合金
※記載している材料は、取扱材料の一部です。
※「これも加工できるか」というご相談をお待ちしています。

高精度を出すための温度管理

高精度・高精密に製品を仕上げるには、加工室の温度管理にも気をつけなければなりません。
弊社では加工室の温度を20℃に保つように、温度管理をしております。

全加工も請け賜ります。

弊社の協力工場のネットワーク体制で、材料調達から完成まで、お客様のニーズに的確にお応えできます。
熱処理、メッキ処理なども可能です。